処女 QUEEN OF HEAVEN

女神イシュタルの神殿には神殿娼婦達が存在した。
彼女達はヴァージンと呼ばれていた。
娼婦なのにヴァージンとはどういうことだろう。

もともとヴァージンは必ずしも肉体的処女を表す言葉ではなかった。
男性に属していないという意味だ。
神殿娼婦は売春はしても特定の男性には属していないのだ。
イシュタル自体は売春婦の母と呼ばれた。
でもその神殿の娼婦はヴァージンと呼ばれた。

結婚する前にバビロニアでは一週間
花嫁になる娘はイシュタル神殿で売春をした。
だからバビロンの花嫁は処女で結婚しなかった。

サイプレスのアスタルテの神殿では生涯で一般女性は一度は売春しなければいけなかった。
容姿がすぐれたものはすぐに客がつくのでお役御免になれるが、容姿がかんばしくないものは
何年も客がつくまで神殿に残る。

イシュタル、アシュタルテ、イシス、アシュタロテ、タニト、イナンナ、イシス・・これらの女神は
もともと同じ女神だ。
全てQUEEN OF HEAVEN と言われた。
このQUEEN OF HEAVENの称号はキリスト教時代には聖母マリアにつけられる。
だから現在QUEEN OF HEAVENといえば聖母マリアのことだ。

マホメットの娘はFATIMAと呼ばれてイスラム世界で崇拝されているが
FATIMAは聖母マリアの称号でもある。



フローベール原作 サランボー 女主人公サランボーはタニト女神の女司祭。カルタゴのハンニバルの父の娘。
タニトは現在もネオペイガンの魔女が崇拝してます。



ムソルグスキーのサランボー

角川書店の金色の文庫本で読んだが
旧字体で・・苦笑。
新訳してください。
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